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商社はなにしている仕事?商社の役割と存在意義

投稿日:2017年5月7日 更新日:

こんにちは!ロドニー@tonrin55です。

GWも終わりますね〜。

明日から平常運転です。

今日は私の本業について触れてみたいと思います。

本業の傍らWebビジネスを学んでいるんですが、その本業は専門商社の営業職として働いているんですね〜実は。

 

 

商社って何をしているの?

そもそも商社ってなにしているんだって明確にイメージが沸かない方も多いので説明したいと思います。

商社とは一般的に自社の工場を持っていません。

様々な商品を国内外問わずに仕入れて(購入)してお客様に販売する、

言わば問屋、代理店の様な存在です。

そのため、多くのメーカー(製品を作っている会社)、多くのお客さん(商品が欲しい会社)とのやり取りが発生します。

極端ですが、野菜を売っているのに、お客さんが化粧品が欲しいと言えばそれを仕入れて販売するだけのネットワークとリサーチ力を兼ね備えているわけです。

 

 

商社で働くメリットとデメリット

これ気になる方が多いんじゃないでしょうか。

商社マンの私が商社で働くメリット・デメリットを挙げてみました。

 

商社で働くメリット

商材に制限がない

メーカーは自社製品を持っているので、嫌でもそれを売り続けなくてはなりません。

これが売れそうだな、お客さんに提案だ!
これを売りたいな、よし企画してみよう!

そうと思えば、あとは仕入先と販売先さえ確保すれば良いだけです。

商社の良い点は柔軟、臨機応変にビジネスができる事です。

自社商品がないため、とある商材が売れなくなったら代替の商材をお客さんに提案することもできます。

昨日の敵が今日の友になっている事も。

 

様々な価値観・仕事感に触れる事ができる

メーカー、お客さん・・・

様々な人達を通じて仕事をすることになります。

大きなビジネスとは規模に応じて多くの人と人で成り立っているんです。

おそらく商社業界は他の業界と比較しても多種多様な人を知る機会が多い仕事なのではないでしょうか。

仕事を通じて多くの価値観に触れることは自身の価値観と仕事感を磨く上で非常に大切な事です。

他人の良い面は真似することでスキルアップでき、悪い面は反面教師として学べるでしょう。

そして何より、人間関係の大切さを知ることになります。

ビジネスは人と人なんです。

オンライン・オフライン関係ありません。

身に染みてわかるようになります。

 

ビジネス全体を学ぶことができる

私はこれが商社で勤務する上でもっとも大きい学びだと思います。

  • 新規開拓・既存顧客のフォロー
  • 商材の拡販戦略
  • 納期管理
  • トラブル発生の対応
  • etc…

所属する企業の規模にもよりますが、中小の商社であればこれらの業務を担当が一気通貫でフォローすることになります。

サプライチェーンの根幹に携わります。

これってビジネスをする上で大切な基礎であって、ビジネスの全体の流れでもあるんです。

将来、起業を視野に入れる人であれば身に付けるべき業務内容です。

 

商社で働くデメリット

続いてはデメリットについてお話しましょう。

 

自社の製品を持っていない。

同じ商材をずっと販売し続けなくても良く、柔軟性と機動性のあるビジネスができます。

その反面、商材が変わる度にその商材の知識や業界動向などを都度、勉強し直す必要があります。

あと、売れる商材の発掘や調査も中々大変です。

売る商材が有るという状況は非常に恵まれている環境や状況であるということを認識しなければいけません。

売る能力があっても売るもんが無いのであれば何もできません。

 

出張・外出が多い

商社は情報が命です。

オフィスに留まるのではなく、情報収集のために国内外問わず頻繁に出張・外出する事が必要となります。

これは同じ場所に留まらないで色んな場所に行けるのはメリットでもあるのですが、外出の間もこなさなければならない業務は積み重なり、あとあと処理するはめになることに。

なのでデメリットに上げました。

 

業務が多い

メーカーの代理店をしているわけですから、その窓口になると言う意味です。

様々な対応が必要になるため、こなす業務がどうしても多くなってしまいます。

世間の商社は残業が多いイメージというのはここから来ているわけですね。

私はマイペースに決められたことをのんびりとやりたいんだ。

そんな人には向いてません。

今すぐ面接候補から消しましょう。

 

 

商社の存在意義とは?

商社の役目とは?
商社って必要あるの?
商社はいらないでしょ。

この業界にいればこんな声を耳にすることも少なくありません。

商社の役目とは商品を右から左に流しするだけで終わりでしょ?
横流しで楽だね〜

と思われがちですが、

そんなに甘くありません。

それだけなら誰だってできますから。

しっかりとしたきめ細やかな対応が出来ないとスグにお客さんに切られるリスクがあります。

極端に言えば、

これ500円ね。
このコップは550円です。
破損から2週間以内であれば交換可能です。
お気軽にご相談下さい。

どちらの方が接客されていて気持ち良いですか?

商社の役目とは5-56なんです。

5-56営業なんです。(勝手に命名)

あ、5-56営業って潤滑油です。笑

これね。

 

ビジネスを成功させたいお客さんと言うギア

商品を売りたいメーカーと言うギア

上手く噛み合わせてビジネスを潤滑に回転させる。

それが商社の役割であり、あるべき商社マンの姿です。

少なとも私はその意識を持って仕事をしています。

特に私の場合は中国語と簡単な英会話がを得意としており、異文化に対しての理解があります。

海外企業と日本企業とのやり取りの間に入って仕事ををする場合がほとんどです。

その際にこの5-56営業が最大限の役目を果たしますし、実感します。

 

 

理想の商社営業とは、最高の諜報員

商社の役割については上記で述べたとおりです。

では、最高の商社マンとはどんな人でしょうか?

私はこう定義します。

それは最高の諜報員です。

メーカーが欲しい情報を入手・提供すること

お客さんが知りたい情報を入手・提供すること

業界の最新情報をいち早く入手・提供すること

ちょっとカッコつけすぎたイメージかもしれません。

ですが、全くその通りなんですよ実際。

 

その知りたい情報ってなんだ?

ざっと代表的ものを挙げてみましょう。

メーカーが知りたい情報

  • 競合の状況
  • 競合の価格
  • 受注の条件
  • 受注数量
  • 市場の状況

 

お客さんが知りたい情報

  • 製品の特徴
  • 製品のメリット・デメリット
  • 価格
  • メーカーの状況
  • 市場の状況

 

突き詰めるとこれだけではないのですが、概ねこんなところです。

普通の情報じゃん!

と思うかもしれません。

けど、知りたい情報を入手するのって簡単そうに見えて非常に難しいんです。

メーカーとお客さんの双方の立場になって

あんなこと聞かれるだろうな・・・
こんなことを知りたいんだろうな・・・

あれこれ必死に考えて必死に準備して、いざ!

その時になってみると・・・

  • 違う角度から意外な質問をされたり
  • 全く新しい質問をされたり
  • 答えてくれなかったり

完璧な情報」を入手・提供することって非常に難しいんです。

そのために人間関係の構築が必要になってくるわけなんですね。

 

情報とは資産・お金・命

メーカーと商社が違うもう一つのポイント、それは情報収集力です。

多くのお客さん、多くのメーカーと関係を持つ商社はその数だけ情報を入手するパイプがります。

情報とはお金であり、武器ですから。

その情報を上手く収集して、円滑に受注・発注までの導線を描いてコントロールすることが商社営業の業務となります。

情報を利用して双方の業務の負担や手間を減らすのはもちろん、メーカーとお客さんの企業としての発展に直結&貢献することにも繋がる非常にスケール感の大きい仕事でも有るんです。

 

もっかい言います。

最高の商社マンは最高の諜報員です。

 

 

まとめ

本日は商社について飾らず本音をお話しました。

海外メーカーとのやり取りなんて大変ですよ。

言葉の問題云々じゃなく、質問しても質問の答えが返ってこない、納期は平気でスルーなんて当たり前ですから。笑

商社を通さないと海外とやり取りできない日本企業って少なくないと思います。

お客さんに迷惑を掛けないようにメーカーとお客さんの手綱を握って潤滑に動かすのが商社の仕事です。

商社なんかいらねーよと思っている資材購買関係の皆様や、

商社ってどんなとこなんだろう?と悩める就職活動中の学生や転職活動をしている方、

こんな方々に少しでも商社を理解するための参考にしてもらえればと思います。

それではまた!

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